ふと思い立って、
一人でカラオケに入った日。
「1時間くらいで出るかもな」って思ってたのに、
気づけば3時間。
しかも、ぜんっぜん疲れてなかった。
誰にも気を使わず、
好きな曲を、好きなだけ、好きな声で歌う。
音程とか、キーとか、誰が聞いてるかとか。
そういうのを一切気にしないって、
想像以上に自由だった。
懐メロを熱唱してもOK。
失恋ソングで泣きそうになってもOK。
アニソンでテンション爆上がりしても、ぜんぜんOK。
むしろ、“自分の世界”にどっぷり入れるからこそ、
時間が経つのが早い。
誰にも合わせない時間って、
こんなに気持ちよかったんだ。
3時間、声を出して、ちょっとだけ汗もかいて、
帰り道はスッキリしてた。
疲れなかったのは、
「誰かのため」じゃなくて、「自分のため」に使った時間だったからかもしれない。