いや、正直、最初は俺も笑った。
「お前1人で財閥作るつもりかよw」
「無理に決まってんじゃん」
「そんなの孫正義クラスが10人いても足りねぇだろ」
でも、そいつは本気だった。
笑われても、鼻であしらわれても、
目の奥はまっすぐだった。
財閥って、なんだと思ってる?
「会社たくさん持ってるグループのことっしょ?」
「資本で支配してる連中」
「歴史に名を刻むレベルの金持ち家系」
…いや、たしかにそうなんだけど、
本質はもっと違う。
“仕組みを生み、支配する側”になること。
一人でも、始められる「財閥の種」
現代の財閥って、昔の三井・三菱みたいな「財産家一族」だけじゃない。
GAFAだって、元はガレージの1人の男だった。
個人名義の法人×10社
自社サービス×広告モデル
サイトAで集客、サイトBで販売、サイトCで口コミを作る
アカウント名義を分けて複数人格化
それを全部“1人”で構築できる時代が来てしまってる。
「馬鹿にされるくらいが、ちょうどいい」
資金はクラウドから集められる。
技術はAIで巻き取れる。
広報はSNSで勝手に広がる。
マーケはChatGPTで企画・戦略・文書・営業トークまで出せる。
それでも「できない」って言うなら、
きっとそれは“やらない理由を作って安心したいだけ”。
あの馬鹿は、いまも着々と仕込みを続けてる。
個人名義の合同会社を2つ持った
AIで生成した1000記事のブログを運用開始
TikTok用のアニメ動画チャンネルを仕込み中
5万円で作ったLPからすでに初受注済み
まだ全然、「財閥」なんて呼べるレベルじゃない。
でも――
笑ってた奴らは、もう笑ってない。
「1人で財閥」、それは現代の正気な狂気。
バカにされるくらいで、ちょうどいい。
「1人でそんなことできるわけないじゃん」って、
誰もが思ってるうちに、
“誰よりも先に準備したやつ”が勝つのが現代社会。