おおぎやラーメンで、ひとり時間。

投稿者: | 2025年4月15日

夕方、なんとなくラーメンが食べたくなった。
でも、有名店の行列に並ぶほどの気力はなくて、
ふと目に入ったのが「おおぎやラーメン」の看板だった。

一人ラーメン、今日は迷わずに入れた。
カウンター席がしっかりあって、どこかほっとする雰囲気。
地元の人が普段使いしてる感じがいい。

注文は「味噌ラーメン」一択。
おおぎやといえば、やっぱり味噌。
ちょっと濃いめで、もやしがこんもり乗ってて、チャーシューも分厚い。
背脂も少し浮いてて、スープをひと口すすると…うん、身体が目覚める感じ。

「一人だと話さずに集中できるから、味に意識が向く」って誰かが言ってたけど、本当にそうかも。
ズズズッとすすりながら、口の中に広がる濃厚な旨味をひとりじっくり味わった。

まわりの人は、みんな自然体だった
店内は、作業着姿の男性、学生っぽいグループ、
それから、意外とひとりで来てる女性もちらほら。

誰も他人のことなんて見てない。
「一人ラーメンは恥ずかしい」なんて気にしてたのがちょっとバカらしくなるくらい、
みんなそれぞれの“おおぎや時間”を楽しんでいた。

ごはん小と餃子を追加して、ちょっと贅沢。
味噌ラーメンだけでも満足だけど、
ふとメニューを見て「餃子3個+ご飯小セット」に手が伸びた。
一人でも、こういうちょっとした贅沢していいよねって、自分に言い訳しながら。

焼きたての餃子を頬張って、ご飯をかきこむ瞬間。
シンプルだけど、たまらなく幸せだった。

一人でラーメンを食べるって、なんかいい。
静かで、自分だけの時間。
ラーメンに集中して、スマホも見ずに、目の前の湯気と格闘する時間。
これはちょっとした“リセット”だな、と思った。

外に出たら、風がちょっと冷たくなってて、
でも、体の中はぽかぽかしてて、満たされていた。

またふらっと行こう、と思える場所
「おおぎやラーメン」って、派手じゃないけど、
安心感とか、ちょっとしたご褒美感とか、そういうのが詰まってる。

一人でも気兼ねなく入れて、食べたいものを食べられるって、
なんだかんだで幸せなことなんだな、と思った夜。

★★★☆☆ (3 / 5)

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