静かな部屋で、
スマホもテレビもオフにして、
「ちょっと、自分と向き合おう」なんて思ってみたら、
思ってもない方向に思考がぐるぐる回り始めた。
こういうときの“ひとり時間”って、
気づくと自分責めの時間になってたりする。
「あの時の言い方、やっぱりよくなかったかな」
「なんでうまくいかないんだろう」
「この先、大丈夫かな」
静けさが、心に問いかけてくるようで。
でもその問いに、答えなんか出せない。
“考える”と“悩む”は、ぜんぜん違う。
建設的に考えてるつもりでも、
だんだん「自分がダメなんじゃないか」にすり替わっていく。
1人で考える時間って、方向を間違えると簡単に沼になる。
でも、声に出したり、書き出したり、人に話したりするだけで
すーっと冷静になれたりもする。
誰かが正解をくれるわけじゃなくても、
「自分以外の視点」が入ると、
急に視界がひらけたりする。
だから最近は、意識して“考えすぎる前に外に出る”ようにしてる。
散歩する。
ノートに書く。
誰かと他愛ない話をする。
それだけで、頭の中のぐるぐるがちょっと静かになる。
一人で考え込むのは、よくない。
でも、一人の時間は悪くない。
「ひとりで感じること」+「誰かに話すこと」
このバランスが、今の自分には大事なんだと思う。