1人で、豆腐と納豆を買ってきました

投稿者: | 2025年4月16日

スーパーのレジ袋を手に提げて、
アパートの階段を上がる途中。
ふと、「あ、今日もちゃんと生きてるな」って思った。

食べたいから買う。それだけなんだけど。
豆腐と納豆。
たったそれだけの買い物だけど、
**“自分で選んだ食材”**って、なんかちょっと安心する。

誰に見せるわけでもなく、
写真映えするわけでもない。
でも、こういうものこそが「ひとり暮らしの主食」だ。

「ちゃんと生きてる感」は、こういう小さな行動の積み重ね。
冷蔵庫に納豆があると、朝ごはんの不安が消える。
豆腐があると、夜のメインが何も思いつかないときも何とかなる。

別に料理が好きなわけじゃない。
でも、“自分を食べさせてあげてる”って実感できる。

1人で買い物に行くって、ちょっとだけ強くなることだと思う。
誰もいないキッチンに食材を置いて、
冷蔵庫にしまって、ふぅ…って息をついたとき、
静かな部屋に戻るのが、なんだか心地いい。

人と比べたらきりがない。だけど、今日の自分は100点でいい。
高級な食材じゃない。
映えるメニューでもない。
でも、1人で考えて、歩いて、買って帰ってきた。

それだけで、なんかちょっとだけ誇らしい。

豆腐と納豆で生きていける。
たまには外食もするけど、
こうやって“ちゃんと生きる”準備をしてる日があるから、
1人の時間も、そんなに寂しくない。

★★★☆☆ (3 / 5)

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